ブカレスト大学外国語学部日本語学科ブログ

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日本の留学体験

Posted by J-unibuc on

チェザル・ニコラエ
(3年生)

私はチェザルと申します。札幌の北海道大学に留学していました。日本に一年間ぐらい住んでいましたので、日本の社会や文化を直接経験する機会に恵まれました。その上、毎日日本語を話しただけに、日本語の力も向上しました。これから、留学の経験について述べてみたいと思います。

初めは留学が少し怖かったです。なぜなら、「日本に留学するのは、難しいのではないか…。できるのか」と思ったからです。しかし、2ヶ月間ぐらい経って、先生は優しく、環境は住みやすく、また、多くの友達もできたので、「あの時はなぜ心配したのかなあ?」と感じるようになりました。

日本に着いた時、自然が大変多いと思いました。大きい町に住んでいるのに、山が近くて、キャンパスにも草木が多くて、自然が近い感じがしました。大きい町の長所を経験できたと同時に、自然の美しさも見ることができました。また、日常生活の便利さにびっくりしました。どこでもコンビニがあるので、時間がなくても、料理する気がなくても、いつでもすぐ何か食べられるのです。それに、町のほとんどどこにでも自転車で行けたので、交通も意外に簡単でした。

留学生寮に住んでいたので、多くの国から来た人々と知り合う機会がいっぱいありました。そのため、日本だけではなく、他の国についても面白いことが学べました。例えば、インド人の友達と一緒に度々料理をしたので、インドの料理を食べる機会もありました。こういう日常の経験でルーマニアと日本と他の国の様々な文化的な違いを意識しました。

また、大学では日本語や日本と関係がある様々な科目を取っていました。もちろん、日本語をよく勉強しましたが、書道や古典語や歴史なども勉強できたので良かったです。大学で習ったことと日常生活の経験によって、日本人の考え方と日本社会の理解を深めることができました。

Goryokaku Park Hakodate_Cezar Nicolae

日本の留学中、一番好きになったことは、旅行でした。日本人と留学生の友達と一緒に様々な場所で遊んで、皆で日本の文化を経験したり、文化的な違いを意識したりして、楽しかったです。特に、奈良に行った時、感動してたまらなかったです。人々と鹿が落ち着いた雰囲気の中、道を歩いており、人間と自然が調和するイメージでした。また、旅行して日本は非常に違う面が多いと意識しました。東京には高いビルと人々が大変多くて、にぎやかで現代的な所ですが、京都は古いお寺や神社を見るとまるで古代に着いたのではないかと感動します。それに、北海道の景色を見ると、きれいな自然が多く、人間の影響がまだ少ないという感じがします。しかし、それぞれは全く違うことのように見えますが、それらは全て調和して、全部が日本のことなので、それがまた良いと思いました。

うちの大学では、日本文化について読むだけですが、日本では一年間ぐらい日本文化を毎日実際に体験していました。ルーマニアと日本が全く違うので、日本人の考え方と生活様式は分りにくい所も多々あります。しかし、留学の結果、日本文化の理解を深めることができました。また、楽しかったので、より多く学びたいと思うようになりました。本当に、勉強に役に立ち、忘られない経験だと思います。

2年生の作文「ルーマニア対日本」

Posted by J-unibuc on

2年生のチリビウ・ ソリナさんがいくつかのルーマニアと日本の違いについて考えてみました。ご興味のある方は是非以下の作文をお読みください。

ルーマニア 対 日本

この世の中では、それぞれの人が自分の常識を持って、そしてその常識の通りに行動しています。もちろん、人の常識は時々同じですが、それは珍しいことだと思います。特に、文化によって、常識の差違がすぐ表れます。私は日本人の友達が出来た時に、それに気付きました。インターネットや本で読むだけなら、たぶん違いを強く感じられませんが、体験すると感じます。

去年、授業の後で、ある日本人の友達と一緒にバーに行きました。ビールを飲みながら、色々なことについて話していましたが、私は日本文化に興味を持っているので、彼女から面白いことをたくさん聞きました。

例えば、日本では、海へ行く時に水着を着ない女性もいます。その代わり、ショートパンツを履いて、Tシャツやワンピースを着るそうです。それはルーマニアでは、あまりありません。女性は全員、必ず水着を着ます。他の服を着たら、おかしいと思われます。更に、日本人は日光浴をあまりしないそうです。逆に、ルーマニア人は日光浴が非常に好きです。夏が来ると、ルーマニア人は海へ日光浴をしに行きます。もちろん、私は日本人はあまり日光浴をしないことを知っていましたが、日本人の口から聞いて、もっとリアルになりました。

一方、他の友達と歩きながら料理について話しました。私はオムライスを作れるのでよく食べていると彼女に言いました。でも、フォークで食べると言った時、私の友達に「ええ!?フォークで食べるの?」と聞かれて、驚きました。日本では、オムライスはスプーンで食べると聞いたからです。ルーマニアでは、スープやチョルバという料理ではなければ、大体の食物をスプーンで食べないので、私もびっくりしました。なぜなら、オムライスは洋食ですから、フォークで食べるのは当然だと思っていたのです。それから、私もオムライスを食べる時にスプーンを使っています。

ですから、常識はやはり人によって変わります。無数の理由があるかもしれませんが、一番大事なのは、育った環境だと考えています。しかし、人々の考え方が違わなければ、世界はつまらない場所になるのでわないのでしょうか。これから、私は様々な人に会って、その人の常識を発見したいと思います。


第5回日本研究国際シンポジウム

Posted by J-unibuc on

2月28日から3日2日にかけて、ブカレスト大学日本文化研究センター主催による日本研究の第5回国際シンポジウムが行われました。今回のシンポジウムは“Contemporary Japan – Problems and Challenges”のタイトルで行われ、ルーマニア、日本、フランス、リトアニア、ブルガリア、ロシア、スウェーデン、ハンガリー、イギリス、チェコの日本研究者が参加しました。

Poster_simpozion 2015

初日のオープニングでは、山本啓司在ルーマニア日本大使よりご挨拶をいただきました。それに続き、国際日本文化研究センターの磯前順一先生による`After Fukushima: Colonization and the Dead in Contemporary Japan`の基調講演が行われました。

Ambasador simpozion 2015

基調講演にひきつづき、2つの会場に分かれ、30近くの研究発表が行われました。テーマとして言語学と文学をはじめ、日本の政治と市民社会、文化研究、宗教、ポップカルチャー、哲学と日本語教育などが取り上げられました。

Participanti simpozion 2015