ブカレスト大学外国語学部日本語学科ブログ

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Posted by J-unibuc on

クラウディア・スタニラ
(3年生)

私はクラウディアと申します。留学生として、東京に一年間住んでいました。毎日色々な経験をしていましたから、日本語を練習する機会がいっぱいありました。そのうえ、日本の社会が理解できるようになったので良かったです。日本に留学した時の経験について述べてみたいと思います。

正直言って留学前の私は日本に行くのが怖かったです。別の国に住むのは難しいのではないでしょうか。しかし、そういう経験は成長するために一番大切なことだと思います。例えば、日本で出会った人が私に自信を吹き込んでくれました。そして、毎日話して、練習して、上手になれるように頑張って、いつかもっと流暢に話せるようになるつもりでした。

日本に初めて着いた時にちょっと驚きました。日本の人口は約1億2千万人ですから、ルーマニアと比べたら人口密度が圧倒的に違います。さらに、東京などの都会には人口が集中しているので、どこに行っても人が多いと感じてしまいます。もちろんブカレスト大学で日本の社会や生活について多くのことを勉強しましたけれども都会の賑やかな雰囲気はすごかったです。

私が留学した大学は東京の学習院女子大学です。そこで、多くの友達が出来て、良い思い出をつくって、優しい先生のおかげで日本語のレベルが上がりました。また、伝統的な日本の芸術を勉強する機会がありました。書道や華道や有職故実などを勉強した後で、関東や関西や沖縄や北海道などの歴史に触れて、日本の社会が好きになりました。特に、日本人の丁寧さや優しさや考え方などが一番良いことだと思います。

Claudia imbracaminte japoneza


日本の生活で一番印象に残っていることは日本の文化だと思います。私は文化が社会とつながっていると考えていますから、文化を身につければその国の人がすぐに分かるようになります。日本の豊かな文化の中で見つけた調和と美しさが社会の中にも見られます。例えば、日本の芸術や工芸で見られる根気や精進は、日常生活にも使われています。

私にとって一番日本的な経験は、東京の六義園や京都の金閣寺や沖縄の首里城でお茶を飲むことでした。庭を鑑賞して、お茶を飲んで、伝統的なお菓子を食べていると、落ち着いた雰囲気の中で幸せを感じました。東京国立博物館や大阪歴史博物館や沖縄県立博物館や札幌の開拓の村などに行って、日本の歴史を学んで、社会が美しい文化の影響を受けているのに気づきました。

日本の文化や歴史はルーマニアのものとまったく異なるのではないでしょうか。例えば、一番気づいたのは人々の関係や態度です。多くのルーマニア人は率直に話しますが、日本人は丁寧にあいまいな返事をします。私はどちらもよいと思いますが、時々話し方の違いで誤解がありました。

日本に留学して自立心ができ、自信がつきましたので、大人になったと感じますし、教養も身につきました。ですから日本で学んだことや考えたことは今でも役に立っています。留学の経験を日本語の勉強だけではなく、他の言語に活かして行きたいと思います。