ブカレスト大学外国語学部日本語学科ブログ

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第19回日本語弁論大会

Posted by J-unibuc on

2015年3月14日にブカレスト大学中央図書館において、第19回日本語弁論大会が開催されました。今回のスピーチのテーマは「私をあらわす日本のことわざ」で、A部門(初級)とB部門(中上級)に分かれルーマニア国内の日本語教育機関から15名が参加し、日頃の日本語学習の成果を披露しました。

日本語学科からも、Toader Maria Lauraさん、Ciolca Raluca Mariaさん、 Bahudu Cristina Anamariaさんの3名が参加しました。

Poza Laura

Poza Raluca

Poza Anamaria
Photos by Tomonari Kuroda

参加者のレベルが高い中、B部門でCiolca Raluca Mariaさんが1位、Bahudu Cristina Anamariaさんは3位を果たしました。

ルーマニアで過去19年間に渡って行われている日本語弁論大会では、ブカレスト大学の日本語学科の学生が毎年、よい成績を残しています。弁論大会に参加した学生の中には、その後、日本へ留学する学生も多く、こうした弁論大会が学生の一つの目標となり、日頃の日本語学習の励みとなっています。

2人のスピーチの内容はこちらからご覧になれます。
Ciolca Raluca Maria 星は夜にしか見えない
Bahudu Cristina Anamaria 積み重ねること

Ciolca RalucaさんとBahudu Anamariaさんは弁論大会について感想を書いています。ご興味のある方は是非以下をお読みください。

チョルカ・ラルカ
(2年生)

日本語弁論大会に参加させていただきたいと思っていた理由は一つだけではありませんでしたが、今年のテーマは「私を表す日本のことわざ」だと聞いた時、大会に出ることが私の大切な目標になりました。日本のことわざを通して、自分の経験を伝えることができるだけではなく、日本文化と日本人の考え方をもっと勉強することもできると思いましたので、自分らしいスピーチを書くように努力しました。

いろいろなことわざを検討してから、「継続は力なり」ということわざについて書くことにしましたが、そのことわざは自分を表すのだけではなく、ボランティアとして知り合った子供たちの日常の努力も表しています。その子供たちはつらい経験を味わっていても、前へ進むように全力で頑張って、私の目にとても強く写りましたので、何が起こっても継続することがどれほど大切かと気づきました。それで、ブカレスト大学の代表として、その話を大勢の方々に伝える機会をいただき、日本語弁論大会は私にとってとても貴重な経験になりました。

書いたスピーチをうまく伝えられるようになるため、いろいろ考えなければならないことがありましたが、思ったより難しかったです。準備には大変なところもありましたが、先生方の指導をいただいたおかげで、アクセントやイントネーションやタイミングなどの練習しながら自分の気持ちや経験をちゃんと伝えるようになりました。

弁論大会の日に、とても緊張していましたが、応援してくださった方のおかげで、自分の力を見つけることができました。私の弁論のタイトルは「星は夜にしか見えない」でしたが、スピーチの後で、聞いてくださった方に「私も自分の人生を考えて、星が見えるようになりました」と言われて、こころから喜びました。障害にあったときでも、与えられたものに感謝して、自分の目標のために継続すれば、幸せになる力を見つけられるということを伝えるのは私のスピーチの大切な目的だったからです。

他の参加者の弁論を聞いて、自分のスピーチと共通している二つのアイディアがありました。一つは、難しい経験があっても、希望を失わないで、頑張らなければならないとのことです。そして、大切な人に思いやりの気持ちを持ったら、その気持ちは必ず自分へ返してもらうということです。その二つのアイディアがみなさんのこころを動かすことが最も大切だと私は思いました。このたびは、先生方を初めて、友達、同級生、応援していただいた方にこころより感謝しています。

バウドゥ・アナマリア
(2年生)

フランス語について話をして、その時の気持ちとなぜ外国語を勉強するのが好きだということを思い出しました。原稿を書いてからスピーチ本番まで、たくさんの練習を重ねました。先生方と手伝ってくれた皆のおかげで色々なところに勉強になりました。なので、このスピーチに出ることは本当に素敵だし、忘れられない経験になりました。

こういう公式の場所で、また、日本語でスピーチをするのが初めてでしたが、楽しかったです。スピーチの前、先生方を中心に色々な人が手伝って下さったので、心の中は感謝の気持ちでいっぱいです。そして、スピーチの時も先生方、クラスメート、友達、様々な観客が応援してくれたしおめでとうって言ってくれて、本当に感謝しています。スピーチをするのが好きになりました。これからも、いつかチャンスがあれば、またスピーチをしたいなあと思うようになりました(例えばTED トークとかです:) )。

この機会で、まだ日本に行くことができませんでしたが、この大切な夢を実現するため、コツコツ頑張りたいと思っています。