ブカレスト大学外国語学部日本語学科ブログ

ブカレスト大学の日本語学科のことを日本語で発信しているブログです。

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Posted by J-unibuc on

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日本の留学体験について

Posted by J-unibuc on

ディアナ・ボルチャ
(3年生)

私はディアナ・ボルチャと申します。東京で一年間留学生活をしました。私は4年前にブカレスト大学に入学したとき、ひらがなもカタカナも知りませんでした。それにもかかわらず、「必ず日本へ行ってみせる」と固く心に誓いました。

一年、二年のときは、私の日本語力は不足していると思い、文部科学省の奨学金をもらうためのインタビューに行きませんでした。自信がなく、私より日本語が上手な学生がいて、私は不合格になるはずだと思っていました。しかし、三年が始まったら、勉強だけに集中しました。そして、いよいよ、今度こそ自信をもって、インタビューを受けました。
そして、一週間ぐらい待った後、結果が出ました。9月から早稲田大学に留学できることになりました。
9月12日に初めて来日しました。その時は夢のようでした。今でも覚えているのは、寮への途中でずっと「私は本当にここにいるのか」と考えていたことです。帰国した今の私も同じことを考えているのですが…。
2時間後へとへとになって寮に到着しました。安全措置の説明後、部屋の鍵をもらったとたん、「夢じゃない」と気がつきました。そこから私の経験が始まったのです。

Diana Borcea_2 Ianuarie 2014

留学生活の最初の一ヶ月ぐらいは、あたりまえの手続きを行いました。在留カード、健康保険証、銀行口座、学生証、(必要であれば)定期券など、それは日本で生活したい場合には必ず持たなくてはいけない書類です。このようなことは少し面倒くさいものかもしれませんが、楽しみもあると思います。例えば、市役所に行ったときに、「虹の会」というサークルのみなさんが道を教えてくれて、その機会に、たくさんの友達が作ることができました。待ち時間が長くても他の人と過ごすと、時間の過ぎ方の印象も変わると思います。ですから、あの日も楽しかったはずです。

9月の下旬に学期が始まり、3か月にわたって、私は選んだ科目を習得しました。漢字、文法、文学、文化、多様性の授業に登録したので、日本・日本語の魅力がすこしわかるようになりました。

学期の始まりと同時に、ルーマニアで始めていた茶道のお稽古を日本でも続けることにしました。週一回、横浜へ行って、森部社中に入らせていただいて、本物の茶室、道具を使いながら、日本人の方と一緒にお稽古を続けました。このように、私は普段の一週間を楽しんで過ごしました。

Diana Borcea Moribe shachu, Tea group

春休みの3月、ブカレスト大学日本語学科の同級生と一緒に京都・奈良・大阪へ旅行しました。今読んでいる方の中に、日本へ行きたい、または伝統文化がすきな方がいらっしゃったら、この三つはとってもお勧めです。とくに、京都をお勧めします。そこで同じ自国の同級生と再会して、お世話になりました。一週間後に帰って、あっという間に春学期が始まりました。

この時ほど、時間が早く流れてしまったと感じたことはありません。授業・茶道・毎日の大学への行き帰り以外にも、鎌倉時代の豊かな街に行って、一日ある神社で静かな時間を過ごして、帰りに満足感で満たされたこともあります。

料理も最高でした。寿司はもちろん、うどん、そば、肉まんも毎日食べたことがあります。キャンパスに食堂もありましたが、いつも込んでいて、そこよりむしろ、近くにあったLawsonというコンビニでピザまんとか春巻きとかを食べたら、満足でした。

初めて、自分のお金で茶道に必要な袱紗・古袱紗・懐紙を買ったときは幸せでした。

一方、苦しいこともありました。一つは、時々の寂しさです。毎日人間に囲まれていても、世界で一人ぼっちのような気持ちを感じる場合がありました。それは文化の違いのせいか、私たちの性格のせいかしらないですが、外国人なら感じるはずだと思います。二つは日本社会の厳しさです。それは言葉で説明するより、自分で試したら、わかると思います。

全体的に、日本で過ごした一年間はとても充実した経験だったと思います。それだけでなく、今日本語を使って仕事をしているので、日常生活にとても役に立っています。ですから、日本で勉強する機会をいただいて、日本の文部科学省とブカレスト大学日本語学科の先生方にはお礼の言いようもありません。

記事を読んでいただいて、ありがとうございました。


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